解禁日メソッドの飲酒ルール。「ビールは乾杯の1杯だけ、あとはハイボール」の理由

「ダイエット中はお酒を我慢」——これが続かない最大の原因のひとつだ。解禁日メソッドは、ここでも「禁止」ではなく「選択」を選ぶ。

ルールはシンプルだ。ビールは乾杯の1杯まで。あとは蒸留酒(ハイボール・焼酎・ウイスキー・ワイン)に切り替える。

なぜビールだけ制限して、蒸留酒はOKなのか。理由は2つある。

目次

理由1:ビールには糖質がある、蒸留酒にはない

お酒の糖質量はジャンルで大きく違う。

お酒 糖質(目安・1杯あたり)
ビール 中ジョッキ(約350ml) 約11g
日本酒 1合(180ml) 約8g
ハイボール(ウイスキー+炭酸) 0g
焼酎(水割り・ロック) 0g
ワイン グラス1杯 約1.5g

ウイスキーや焼酎などの蒸留酒は、製造の過程で糖質がほぼ完全に飛ぶ。だからハイボールや焼酎は糖質ゼロ。一方ビールや日本酒などの醸造酒には糖質が残る。

ビール数杯を飲めば、それだけで糖質はごはん1杯分に届く。だから「乾杯の1杯」で切り上げ、あとはハイボールに替える。これでお酒の席でも糖質をほぼ気にせず飲める。

理由2:アルコールそのものが脂肪燃焼を一時停止させる

これは糖質とは別の話で、すべてのお酒に共通する。

アルコールを飲むと、体は「まずアルコールを片付けよう」と優先的に分解を始める。このとき、脂肪を燃やす反応は後回しになる。つまり飲んでいる間は、脂肪燃焼が一時停止する

これは「太る」というより「その晩は痩せにくい」というイメージが近い。だから解禁日メソッドでは、毎晩ではなく飲む日と飲まない日を分けることを勧めている。一晩あければ脂肪燃焼は元に戻る。

「ノンアルだから安心」の落とし穴

休肝日にノンアルコールビールを選ぶ人は多い。ここで注意したいのが「糖類0」と「糖質0」の違いだ。

「糖類0」と書いてあっても、糖質(炭水化物)がゼロとは限らない。糖類は糖質の一部でしかないからだ。ノンアル缶を何本も飲むと、知らないうちに糖質を取っていることがある。

この落とし穴は「「糖類0」と「糖質0」は別物」で詳しく解説している。ノンアルを選ぶなら「糖質0」表示のものを選ぶと安心だ。

飲み会が続いても痩せられる

「飲み会が多いから痩せられない」はよくある言い訳だ。でも、飲み方を変えれば飲み会は続けられる。

  • 乾杯はビール1杯、以降はハイボール
  • つまみは刺身・焼き鳥・唐揚げなど低糖質のもの(外食のコツ参照)
  • 〆のラーメン・お茶漬けは頼まない
  • 飲む日と飲まない日を分ける

この4つを守れば、付き合いを断らなくてもダイエットは進む。お酒を飲んだ翌日に体重が増えていても、その多くは水分だ。仕組みは「ビールを飲んだ翌日に体重が増える理由」で説明している。

まとめ:お酒は飲み方の問題

  • ビールは乾杯の1杯まで、あとは蒸留酒(ハイボール・焼酎・ワイン)
  • 蒸留酒は糖質ゼロ、ビール・日本酒には糖質がある
  • アルコールは飲んでいる間だけ脂肪燃焼を止める。飲む日・飲まない日を分ける
  • ノンアルは「糖類0」ではなく「糖質0」を選ぶ

お酒を断つ必要はない。何を、どう飲むかを選ぶ。それが解禁日メソッドの飲み方だ。

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