減量中のタンパク質源というと、鶏むね肉が真っ先に挙がる。でも、魚にも優秀な選択肢がある。その代表が鮭だ。
鮭100gの中身を、文部科学省の食品成分表(八訂)の数字で見てみよう。
目次
鮭100gの中身
しろさけ(生)100gあたりの成分は、おおよそ次のとおりだ(日本食品標準成分表 八訂)。
| 成分 | 量 |
|---|---|
| 水分 | 約72g |
| たんぱく質 | 約22.3g |
| 脂質 | 約4.1g |
| 糖質(炭水化物) | 約0.1g |
| エネルギー | 約124kcal |
ポイントは2つ。糖質はほぼゼロ、そして100gでタンパク質22gが取れること。これは鶏むね肉に匹敵する高タンパクぶりだ。
鶏むね肉との比較は「鶏むね肉が「減量の王様」と呼ばれる理由」でも触れている。鮭は、その魚版のポジションにいる。
鮭の脂は「いい脂」
鮭には脂質が約4gあるが、これは控えるべき脂ではない。鮭の脂には、青魚にも含まれるEPA・DHAといった脂肪酸が豊富だ。
これらは血液や中性脂肪に関わる脂として知られ、サラダ油などに多いオメガ6系の脂とはタイプが違う。「脂質はゼロにすべき」ではなく「いい脂を取る」のが、解禁日の考え方だ。
脂肪そのものの正体については「中性脂肪とは?」で解説している。
なぜ解禁日メソッドで使いやすいのか
鮭が減量向きなのは、数字以外の理由もある。
- 糖質ゼロなので、どのモードでも安心して食べられる
- 焼くだけ・ホイル蒸しなど調理が簡単
- 味が淡白で、和洋どちらにも合う
- コンビニやスーパーで手に入りやすい
塩鮭は塩分が多めなので、食べた翌朝に体重が増えて見えることがある。これは脂肪ではなく水分の話だ。仕組みは「塩分をとりすぎると体重も増える理由」で説明している。
モード別の評価
| モード | 鮭の扱い |
|---|---|
| ケト・解禁日メソッド | 優秀(高タンパク・低糖質・いい脂) |
| 脂質カット | OK(脂質は多くない部類) |
| カロリー制限 | 低カロリー高タンパクで好相性 |
鮭はどのモードでもおおむね高評価という、珍しくクセのない優等生だ。
食べ方のヒント
- 塩を控えめにして焼く、またはホイルで蒸す
- きのこ・玉ねぎと一緒にホイル蒸し(食物繊維も足せる)
- アボカドと和えてポキ風に(アボカドも低糖質)
まとめ:鮭100gの正体
- 鮭100gは糖質ほぼゼロ、タンパク質約22g、脂質約4g
- 鶏むね肉に匹敵する高タンパク食材
- 脂はEPA・DHAなどの「いい脂」
- どのダイエットモードでも使いやすい優等生
- 塩鮭は塩分が多く、翌朝の体重増は水分が主
タンパク質源は肉だけじゃない。鮭は、減量の主役になれる魚だ。
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