飲んだあとの〆のラーメン。あの背徳的なおいしさは格別だ。でも、その1杯に何が入っているかを知ると、少し見方が変わるかもしれない。
ラーメンの中身を数字で見て、ダイエット中の上手な付き合い方を考えてみよう。我慢のためではなく、納得して選ぶために。
ラーメン1杯の糖質は約70g

一般的なラーメン1杯(麺+スープ)の糖質は、およそ70g。麺だけでなく、スープに溶けた糖質も含めての量だ。
これを他の主食と比べると、
| 主食 | 糖質 |
|---|---|
| ラーメン1杯 | 約70g |
| ごはん茶碗1杯 | 約53g |
| 食パン6枚切1枚 | 約27g |
ラーメン1杯は、ごはん茶碗1.3杯分の糖質に相当する。しかも飲んだあとは、すでにお酒で糖質やカロリーを摂っている。そこに70gが上乗せされるわけだ。
塩分も多く、翌朝むくむ
ラーメンのもう一つの注意点が塩分だ。スープまで全部飲むと、1杯で食塩5〜7gにもなる。これは1日の目標量(男性7.5g未満・女性6.5g未満)にほぼ匹敵する量だ。
塩分を摂りすぎると、体は水分を溜め込む。だから〆のラーメンを食べた翌朝は、体重が増えてむくみやすい。ただしこれは脂肪ではなく水分なので、数日で戻る。この仕組みは「ナトリウム(塩分)とは?」で詳しく解説している。
なぜ〆にラーメンを食べたくなるのか
「飲んだあとに無性にラーメンが食べたくなる」のには理由がある。
アルコールを分解するとき、肝臓は糖を消費する。すると血糖値が下がりやすくなり、体が糖質を欲しがる。さらにお酒で気が大きくなり、判断もゆるくなる。だから高糖質のラーメンに手が伸びてしまう。これは意志が弱いのではなく、体の自然な反応だ。
解禁日メソッドでの付き合い方
解禁日メソッドでは、ラーメンは「米・麺・パン・芋」の麺にあたるので、基本は避ける対象。とくに〆のラーメンを我慢するだけで、糖質を70gまるごとカットできる。これは効果が大きい。
おすすめの代替策はこうだ。
- 〆が欲しくなったら、温かいお茶やお味噌汁で満足させる
- どうしても食べたいなら、麺を半分残す
- 飲み会では蒸留酒(ハイボール)にして、血糖の乱高下を抑える
「ラーメンは一生食べない」ではなく、「飲んだ〆では我慢する」。たまの一杯はむしろ「解禁日」のごほうびにすればいい。
まとめ:ラーメンは糖質70gの主食
- ラーメン1杯の糖質は約70g、ごはん1.3杯分
- 塩分も5〜7gと多く、翌朝むくみやすい
- 飲んだあとに食べたくなるのは体の自然な反応
- 解禁日メソッドでは〆のラーメンを我慢するのが効く
- 完全禁止ではなく、たまの解禁日のごほうびに
ラーメンは悪魔の食べ物ではない。中身を知って、いつ食べるかを自分で選ぶ。それができれば、ラーメンとも長く付き合っていける。

コメント